下準備は必要?
どのくらいの明るさにすればいいの?
ICさんはどんな提案してくれるの??
打ち合わせ終盤で訪れる、インテリアコーディネーターさんとの照明打ち合わせ。
分からないことだらけの照明打ち合わせに向かう下準備に必要な情報をまとめます!
照明の基礎情報
必要な明るさってどれくらい?
LED照明の明るさはlm(ルーメン)で表されます。
1畳あたり300~400lmの明るさが目安です。
リビングや子供部屋など明るめを希望する場合には、400~500lmを目安にするといいようです。
住宅でも多く使用されるダウンライトは、次の式で必要台数が分かるらしい…。
部屋の広さ(畳数)×明るさの目安(lm)÷定格光束(lm)=必要なダウンライトの台数
例えば、このダウンライトを8畳の部屋に設置する場合。(明るさの目安は、間を取って350lm)
・電球色の場合
8畳×350lm÷760lm=4台
ということになります。
ダウンライト以外にもこの式が当てはまるのかはハッキリ分からなかったんだけど、さい家はこの式を目安に照明計画をしました!
明るさの目安ってのも、あくまで目安!!
人によってや年齢によっても光の感じ方って全然違うし、ショールームとかに行って好みの明るさを知るのも大切かもしれません!
LED電球の色
次は電球の色についてです。
部屋の印象や脳への影響が大きく変わるので、用途に合わせて選択したいですよね。
電球色
電球色は、夕焼けを連想させるようなオレンジ色です。
脳も1日の終りの時間と判断して、リラックスモードに移行するそうです。
電球色が向いている空間は…
- リビング
- ダイニング
- 寝室
- 玄関
- トイレ
- お風呂
など、安心感を得たい、リラックスしたい空間にオススメです。
温白色
温白色は、薄いオレンジ色です。
電球色ほどではないけど、同じようにリラックスしたい空間に向いています。
- リビング
- ダイニング
- 廊下や階段スペース
での使用がオススメです。
電球の色に迷ったら、とりあえず温白色にしとけば問題ない!とも言われるくらい使いやすい色みたいです。
昼白色
昼白色は、昼間の時間帯の自然な明るさの白色です。
ハッキリした明るさの白色で、他の色味を認識しやすくなります。
昼白色が向いている空間は…
- キッチン
- 洗面所
- 脱衣所
- リビング
- ダイニング
などです。火の通りを見たり、メイクしたりするには昼白色はオススメです。
昼光色
昼光色は、青みがかった白色です。
集中力を高める色で、オフィスや作業場などで使われます。
おうちでは、あまり使うところはないかな…?
ウィザースでの照明打ち合わせ
初回の照明打ち合わせの流れは、ざっとこんな感じでした。
- 予算内に収めたプランをプレゼンしてくれる。
- 照明の好みなどのヒアリング。(好みの明るさや使いたい照明器具など)
- ヒアリング内容に沿ってプラン内容を修正。(修正した案は、後日メールでもらいました)
予算はもともと資金計画表に概算で入っており、その金額内に収まるようなオーソドックスなプランを作成してくれていました。
オーソドックスってのは、一般的なダウンライトやシーリングライトやブラケットライトのみ使用してる感じのプランってことです。
おしゃれ要素は皆無!
概算は、坪数×1万円弱くらいだったかな…?
標準で採用できるのはパナソニックかDAIKOのどちらかです。
最初のプランはパナソニックで作成されていました。
ICさんが言うには、パナソニックの方が少し価格お高めらしい。(耐用年数とかブランド力とか、うんぬんかんぬんって言ってた気がする)
ちなみに、さい家はDAIKOで選びました。
その他、施主支給で使いたい照明器具についても大きさを伝えて、引掛けシーリングの位置を微調整してもらいました。
この微調整してないと、「使いたい照明あるのに壁に当たっちゃって付けられない!」なんてことになりかねないので、照明こだわりたい人は早めに目星付けといたほうがいいです!
私達がICさんと会ったのはこの打ち合わせ1回だけで、その後の修正依頼などは全部メールでやり取りでした。
まぁ、楽っちゃ楽。レスポンスの遅さはあるけど…まぁウィザースあるあるですかね(笑)
さい家の照明こだわりポイント
知りたい人いないかもしれないけど、さい家の照明計画のポイントを簡単にまとめます!
- 明るくしすぎない
- ダウンライトを多用しない
- 家具のレイアウト変更にも対応できるようにする
明るくしすぎない
さい夫がかなりの眩しがりなので、これは1番最初に伝えました。
HMって「暗かった」っていうクレーム防止のために、かなり明るめに提案するって聞きますよね。
どんな理由で明るくしたくないのかを伝えたほうが、思ってたのと違うってなるのは防げるかも!
ダウンライトを多用しない
長女は寝たきりなので、常に天井を見て生活しています。
ダウンライトって直視すると、かーなり眩しいよね。視界にしばらくライトの残像あるし。
照明でコストカットするならダウンライトを使うのが得策なんだけど…
さい家では、長女が使わない部分にだけダウンライトを採用しました。
LDKもダウンライトは使わず、ダクトレール+スポットライトを採用しました。
家具のレイアウト変更にも対応できるようにする
私かなりの気分屋で、割りと頻繁に模様替えするタイプの人間なんです。(そんなタイプあるのか知らんけど)
ダイニングテーブルとか絶対に動かしたくなる!
そんな時にペンダントライトが天井付けだと、もう動かしようがないですよね?!
という訳で、テーブルを置く可能性がある範囲をカバーできるように3mの長いダクトレールを採用しました!
これで模様替えもやり放題!!…のはず。
まとめ
今回は照明打ち合わせに関する話をまとめました。
- 自分の好みの明るさを知っておく&意図や参考画像をICさんとしっかり共有する
- 使いたい照明器具があるなら最初に伝えたほうが良い
がポイントかな?と思います。
さい家のICさんはおじさまって感じの方で、正直「大丈夫かな…」って心配してたけど、ヒアリングも丁寧にしてくれるし、提案もしっかりしてくれる方でした!
若いうちは薄暗い照明でも平気だけど、歳取ると同じ明るさでも見えにくくなるんですよー
って言われて、LDKに将来用の引っ掛けシーリングを付けました。
見た目の邪魔になるしいらないんじゃないのー??
って思ったけど、後から調べてみると「30歳を基準にすると、80歳の時には20%程暗く感じるようになる」んだそう。
使うことになるかはまだ分からないけど、付けといて良かったかもしれない…。
ぜひ参考にしてみてください!
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